文化財所有に関する課題解決のお手伝いをします

デジタルアーカイブの推奨

多くの文化財を所蔵している社寺や、個人法人のコレクションなど、文化財や美術品の維持管理には、スペースの問題や管理者の負担も大きく、計画的で継続的な管理が必要とされます。文化財のデジタル化は、そのコレクションが多いほど最初の作業は大変ですが、膨大な量の所蔵品を整理する、いい機会と考える方もたくさんおられます。すべての作品の状態を確認し、分類し、目録データを作成し、画像とそれに紐づく情報をセットにして、ハードディスクに収めていきます。この過程を専門家がサポートし、適切なデジタル化を計画/実行します。デジタル化することで、モニター上での展示・閲覧が可能となり、本物そっくりの復元レプリカを作成して飾るなど、その取扱いはかなり楽になります。実物は定期的なメンテナンスは必要ですが、移動リスクは減り、紫外線、人の吐く二酸化炭素、人の運ぶ有害物質などに暴露される機会はぐっと減ります。大切なものこそデジタル化して保護しましょう。

デジタルデータの利活用

デジタルデータの汎用性については、コンテンツ制作の実例でご紹介しましょう。以下の事例については、弊社および関連企業の技術提供により実現されました。

*文化財データベース

*VRコンテンツ

*モノクロ絵巻のデジタル彩色

*ネット上の限定展覧会

*印刷(平面印刷・特殊印刷・3Dプリンティング)による復元